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メタボと危険因子

メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満に生活習慣病が合併症となって表れる状態のことを言いますが、合併症となって表れる生活習慣病が増えるほどに、生命に影響を及ぼす重大な病気にかかる確率が急激に上がります。メタボリックドミノという言葉が表すように、メタボリックシンドロームに陥った人が生活習慣を直さずメタボ対策を怠ることによって、ドミノが倒れていくように死のゴールに向けて加速してしまうと言うことなのです。

ひとつの例として、メタボリックシンドロームと心疾患の関係について見ると、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症の4つの危険因子のうち、心疾患を発症する危険度を見てみると、危険因子を持っていない人を1とした場合、1つ持っている人はもっていない人の5倍も危険度が増してしまいます。メタボリックシンドロームと言うだけで心疾患になる確率がぐんと上がってしまい、危険因子が2つになると5.8倍、3つ以上重なると心疾患になる危険が35.8倍に跳ね上がってしまいます。

こうした危険因子たちは自覚症状が出にくいので、身体の異変に気がつかないまま不規則な生活習慣を続けてしまい、メタボリックシンドロームと診断されて初めて高血圧、糖尿病、高脂血症だとわかる人も少なくありません。メタボリックシンドロームにおいて他の危険因子と重なったときの悪影響を考えると、若いうちから正しい生活習慣を心がけておくことが大切になってくるのです。

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