メタボリックシンドロームを単純に肥満のことだと思っている方が多いと思いますが、メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満に、高血圧、高血糖、高脂血症の症状が重なっている状態のことです。メタボリックシンドロームの、メタボリックには代謝、シンドロームには症候群という意味があり、代謝異常が原因の肥満に様々な症状が重なることで、重大な生活習慣病の危険性が高くなっている状態を特定しているのです。
メタボリックシンドロームが原因と考えられる重大な生活習慣病は、テレビや雑誌などでも頻繁に取り上げられることが多く、心疾患(心筋梗塞や狭心症など)や脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)がそれにあたります。日本人の死亡率の上位を占める、がん、心疾患、脳血管疾患を引き起こすのが、代謝異常からなる内臓脂肪型肥満だと言われていることから、厚生労働省もメタボ検診を健康診断で新たに義務付けするなど、メタボリックシンドローム対策に注目が集まっているのです。
古来の日本人は、どちらかというと肥満とは縁のない人種でしたが、近年の食生活の変化や社会不安によるストレス増加、さらに運動不足などが原因となってメタボリックシンドロームを患っている、あるいはメタボ予備軍が急増しています。
メタボリックシンドロームの知識を広げ、1日も早くメタボ対策に取り組むことが急務となっているのです。
