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メタボリックシンドロームと病気

メタボリックシンドロームによって引き起こされる病気や疾患について紹介しています。動脈硬化、睡眠障害、心疾患、高血圧が気になる方はメタボを疑って見た方が良いかもしれません。

メタボと動脈硬化

メタボリックシンドロームによって動脈硬化が進行してしまうと、身体は非常に危険な状態に陥っています。そもそもメタボは動脈硬化を促進させてしまう症状なので、さらにメタボが悪化すれば、血液がスムースに流れなくなってしまう状態(虚血)が起こり、それが心臓や脳に及ぶと心筋梗塞や脳梗塞と言った重大な病気を発症させてしまいます。

動脈硬化はメタボの症状のひとつである高血圧が原因です。高血圧の恐ろしいところは、自覚症状がないままに症状がどんどん進行してしまうことです。さらにメタボリックシンドロームだと動脈硬化の進行はますます早まってしまいます。動脈硬化を防止するためには、高血圧を改善し血液をサラサラの状態にする努力が必要になってきます。

動脈硬化は家族の遺伝が関係しているものもありますが、ほとんどの場合はメタボ同様、生活習慣が大きく影響しています。さらに、喫煙、高血圧、糖尿病、高脂血症は動脈硬化を進行させる要因であり、これらの症状は血管に過剰な負担を強いる危険因子となります。危険因子の排除するためにも、メタボ対策として血管年齢を下げる努力をしなければなりません。動脈硬化は20歳を境に始まると言われていますので、メタボが気になりだす年齢になったら、動脈硬化の要因についても注意を向けることが大切なのです。

メタボリックと睡眠障害

メタボリックシンドロームが睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因となっていると言うことは良く知られている事ですが、実はメタボリックシンドロームは睡眠と深い関係があると言われています。睡眠をおろそかにすると、メタボリックシンドロームに重大な悪影響を与えることが判っているのです。

メタボリックシンドロームが原因の睡眠時無呼吸症候群によって睡眠時間が削られれば、それが肥満につながることから悪影響があると考える方が多いと思いますが、実はそれだけではありません。メタボ診断に重要となる生活習慣病である高血圧の人の40%は不眠症で30%は睡眠時無呼吸症候群だというデータがあります。また、糖尿病にかかっている人の60%が不眠状態にあると言います。さらに、寝不足は血糖を上げ、動脈硬化を促進させ、食欲コントロールを不能にし、ストレスがかかった状態が長く続くなど、メタボリックシンドロームをどんどんと悪化させてしまいます。

メタボ対策にバランスの良い食事と適切な運動は必須条件ですが、それに加えて十分な睡眠をとることが極めて大切なのです。睡眠不足を改善するだけで、メタボリックシンドロームを引き起こす生活習慣を改善することに繋がります。メタボが気になっている方は自分の睡眠状況にも注意が必要なのです。

メタボリックと心疾患

メタボリックシンドロームに陥った人が起こしやすい重大な疾患のひとつに「心疾患」があります。心疾患とはメタボリックシンドロームと密接な関係のある三大生活習慣病のうちの二番目にあげられる疾患で、血液の流れに不具合が生じることによって冠状動脈がふさがって引き起こされる心臓の病気のことです。

具体的な心疾患の病気には心筋梗塞や狭心症があり、日本人の死亡原因の第二位となっています。こうした重大な心疾患を引き起こす原因となっているメタボリックシンドロームを1日も早く改善する対策が大切になってきます。

メタボリックとは本来は代謝という意味ですが、代謝がうまくいかないことから生じる内臓脂肪型肥満を指し、それが原因で引き起こされる病気を総称してメタボリックシンドロームと呼んでいます。そのメタボリック(内臓脂肪型肥満)は心疾患に強い影響を与えるもので、心疾患による死亡率が高いことから、心疾患を防ぐために内臓脂肪を減らすことが生活習慣病予防の第一歩と考えられています。

重大な生活習慣病である心疾患を予防するには心臓の血流を良くする事と、血管を正常な状態に保つことです。そのためにはメタボリックシンドロームの原因となっているコレステロールを血管内に留めないようして、血液の流れをサラサラにすることが心疾患を防ぐことに繋がるのです。

メタボリックと脳血管疾患

メタボリックシンドロームが引き起こす深刻な疾患の中に脳血管疾患があります。脳血管疾患とは、脳梗塞や脳出血のことを指し、脳内の血管の異常によって引き起こされる死に直結する病気です。脳血管疾患もメタボリックシンドロームが原因となっている場合が多いとされています。

脳梗塞は脳内の血管が詰まって血栓ができることにより血液が滞ってしまう病気です。また、脳出血は脳内血管壁が弱くなって破れ血液が脳内に広がってしまう病気です。どちらも生命にかかわる重大な病気で、その原因がメタボリックシンドロームによって引き起こされていることが多いのです。

メタボリックシンドロームが脳内の血管にどのように作用しているのでしょうか?メタボリックシンドロームと診断された人の身体には内臓脂肪が多く、脂肪に含まれるコレステロールに注目しなければなりません。まず、コレステロールには善玉と悪玉があり、動脈硬化を引き起こしてしまう原因物質を総称して悪玉コレステロールと言います。
メタボリックに陥った身体は高コレステロールの状態になっていてため、血管内に流れる血液中にも多くのコレステロールが含まれてしまいます。メタボの人の血液中に含まれる大量のコレステロールが血管壁にとどまり、血管を弱くして動脈硬化を引き起こします。その結果、脳血管疾患の危険性が高くなってしまうのです。

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