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メタボリックシンドロームの原因

メタボと基礎代謝の関係

メタボリックシンドロームという言葉は、代謝と言う意味を持つ「メタボリズム」から由来していて、代謝に異常がある状態のことを示しています。つまり、代謝異常を招く病気をいくつも抱えている状態をメタボリックシンドローム(代謝異常症候群)と言うのです。

メタボリックシンドロームと深い関係にある代謝とは、食事などで身体の中に摂り入れた栄養を日常生活のなかで必要なエネルギーに変えて消費していくことを言います。代謝は動いていないと行われないのではなく、呼吸したり、心臓が動くだけでもエネルギーは使われます。人間が生命維持のために必要な最低限のエネルギーを基礎代謝と言い、メタボを予防するためにこの基礎代謝が重要な鍵になってきます。

基礎代謝量は男性と女性で大きな差がありますし、また年齢によっても違いがあります。メタボ対策を考える際は性別だけでなく年齢にも注目しなければなりません。基礎代謝量は男性も女性も10代の若い頃が一番多いのですが、加齢と共にだんだん減少していき、メタボリックシンドロームが気になり出す40歳を超えると急激に減ってしまうことがわかっています。メタボリックシンドロームの症状が40歳前後に急に気になってくるのは基礎代謝量が急激に減少したことによって、余分なエネルギーが消費されず体内に蓄積されることで体型や体調に変化を生じさせるからなのです。

メタボと年齢の関係

メタボリックシンドロームは40歳を境に危険度が高くなると言われています。男女共に40歳は身体が大きく変わってくる年齢で、メタボリックシンドロームに大きく影響する基礎代謝量が著しく変化するからです。特に女性は40歳くらいから急激に基礎代謝が落ちてきますから、食事量を減らしたり運動量を増やさないと気がつかないうちにメタボリックシンドロームに陥ってしまいます。

女性の場合、閉経後に脂肪がつきやすくなってくるという理由からも、とくに更年期に入る年齢になったらメタボ対策に取り組むのが良いと言われています。
男性の場合も40歳代がメタボに陥る危険が増す年齢とされ、毎日の運動不足や加齢から来る筋力の衰えによって基礎代謝量が減少し、同じ食事量でも脂肪を溜め込んでしまうからです。男性の40歳代といえば、社会において重要なポストになるため、メタボリックシンドロームに悪影響を与えるストレスや、夜遅くまでの仕事に加え、不規則で偏った食生活と飲酒がさらにメタボへと拍車をかける可能性が高くなります。
いつの間にかメタボになっていた、という話を良く耳にしますが、それは中年期に入って体の基礎代謝は変化したが、生活習慣は変わっていないことが原因と考えられます。男性も女性も40代に入ったら、メタボリックシンドロームにより注意が必要になってくるのです。

メタボリックと遺伝の関係

メタボリックシンドロームは肥満と生活習慣が大きく関係するものですが、生活習慣病が遺伝することはあるのでしょうか?メタボリックシンドロームが引き起こす生活習慣病は、毎日の悪い生活習慣を続けることで発症する疾患なので、生活習慣病そのものが遺伝するとは考えにくいと思います。しかし、個々の生活習慣病を見ていくと遺伝と何らかの関係がありそうです。

メタボリックシンドロームが引き起こす生活習慣病には、肥満、糖尿病、心臓病、高血圧、脳卒中、高脂血症があり、すべて遺伝の可能性がないわけではありません。もちろん、メタボ検診を受けると、家族の病歴を聞かれることもあり、メタボリックシンドロームが遺伝と全く関係ないとは言い切れませんが、一番の問題は悪い生活習慣が影響してくるものですから、それほど心配する必要はないでしょう。つまり、メタボを疑う際に、家族の病歴も考慮し、その可能性もあることを意識していれば良いという程度のようです。

遺伝という言葉をつかわないまでも、体質という言葉で遺伝を表現する場合があることから、メタボリックシンドロームと遺伝の関係は現段階でははっきりと解っていないようです。ただし、高血圧、糖尿病、高脂血症については他の生活習慣病に比べて遺伝的要素があると言われていますので注意が必要です。

ストレスとメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームに陥る原因はひとつではありません。暴飲暴食、運動不足、体質、年齢、遺伝など様々な要因が考えられます。しかも、メタボにはストレスなどの精神面も大きく影響していることが解ってきています。

ストレスを感じた身体がどのような変化をもたらすかというと、血中コレステロール値が高くなってしまい、過食に走らせてしまうことが判っています。血中コレステロール値が高くなってしまうと、テレビや雑誌で話題の「ドロドロ血液」の状態になってしまい、メタボ診断でも重大な高血圧の症状を引き起こすと言われています。高血圧は心臓や血管に負担をかけてしまい、動脈硬化を引き起こします。その結果、メタボリックシンドロームが進行し、重大な生活習慣病の危険が生じてしまいます。

メタボリックシンドロームが気になりだす40歳前後は、仕事や家庭でも過剰なストレスにさらされることが多くなる年齢です。ストレスはメタボに悪影響を及ぼす場合があります。なぜならストレスをコントロールできず暴飲暴食に走るケースが非常に多いのです。これはストレスによって消化能力が衰えてしまっている身体に、過剰な糖質と脂質が大量に入り込んでくることで、メタボリックシンドロームの引き金となる肥満になってしまうので注意が必要です。

メタボリックシンドロームの原因一覧

メタボと基礎代謝の関係

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